シンカン・コンパ

昨夜は当店でシンカンコンパ（新入生歓迎コンパ）が行なわれました。
２６年前にお店を開いてからの、長いおつき合いをさせて頂いております＜秋田大学Jazz研究会＞の、毎年度はじめに行なわれる恒例の行事です。

隠れたジャズブームといわれる昨今ですが、やはりそのせいか今年は新入生が９名も入ったそうです。
さらに、入学して間もない期間内に課題曲の＜Now's the Time＞と＜枯葉＞をしっかり練習して来てました。（驚）
皆さん、本当に最近始めたばかりとは思えない程の熱演で、すっかり聞き入ってしまいました。
これからの彼ら、彼女らの進歩が非常に楽しみです。

続くステージは、２年生、３年生達の演奏でしたが、日頃の練習成果を思いっきり披露してました。
『一年生達の予想以上の演奏に、先輩としての面目を保つ為にいつもより緊張してます。』と、MCで語りながら、まだたどたどしさは残るものの溌溂としたトランペットの音色で、しっかりインプロビゼーションを繰り広げたSさん、ホットなプレイが印象的でした。

３部では、上級生、OB、入り乱れてのジャムセッション大会になりまして、やはりこのクラスになるとスウィングしたうまい演奏を聴かせてくれます。思わず「イエ〜ッ！！！」と声を張り上げてしまったり、手拍手をしてました。
圧巻は最後のブルース大会。
出演者総出で、フロント陣は順繰りにアドリブを続け、ピアニストもベースマンもドラマーも適当に交代しながらの延々と続くブルース。クライマックスは二人の女性トランペッターの熱いバトル。
これはスゴかった！
美しく華やかなトランペットの響きが、この日のセッションの最後を見事に飾ってくれました。

Jazz研の皆さん、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
差し入れをしてくれたOBの方々、ありがとうございました。
顧問の先生、いつもありがとうございます。

最後に、僕の挨拶で締めくくらせて頂いた訳ですが、若い学生さんを前にしての挨拶は特に緊張するんです。そこでは言えなかったこと『ようこそ！ジャズ中毒患者のみなさん！（笑）お互いにジャズを楽しんでいきましょう。。。』
誤解しないでくださいね。アルコールやニコチンの中毒とは違って、身体には決して悪くありませんから。

ジャズと共に、充実した学生生活をエンジョイしてください。Keep the Swing！！