ヴァレンタインデイ・ライヴ Joelle

去る１４日（土）のバレンタインデイ・ライヴ「Joelle with Under3＋北田了一」は、しっとりとした上品さと気品を漂わせるジョエルの歌声と、息の合った演奏を展開したアンダー3＋北田了一さんのステージに、ほぼ満席の聴衆が酔いしれておりました。

ジョエルと彼女のファミリーが手作りのクッキーをご来場のお客様に配り、和やかで穏やかな雰囲気の中で始ったこの夜のライヴは、彼女の初のジャズアルバム「Love Letters」の中から、スタンダードを中心に唄い綴られました。

天性のクリスタルヴォイスを持って唄う彼女のジャズは、例えて言うならば、オゾンいっぱいの森林の中で飲むミネラルウォーターのようにすーっと入り、聴く者の全身に癒しのエアーを浴びせてくれるようです。
アンコールのアンコールで披露された「アメイジング．グレース」はアカペラで、最後の最後までその美しい声は場内に響きわたりました。

ファンの方々や初めてジョエルを聴いたリスナーの皆さん、普段ジャズをあまり聴かない方でも、満ち足りた夜を過ごせた事と思います。
心癒された、本当に素晴らしいステージでした。