北田了一セッション・ナイト

昨夜の北田セッション、盛り上がりました。
bassには不動のKatso氏、guiterには若手で目下修行中のI君、同じくベテランギターリストのYS氏。若手人気ピアニストのTW君もセッションに参加してくれました。お〜っと、もう一人絶対外せないsaxのAki氏も少し遅くに登場。ムードメーカーの登場に、空気が一変、なごみます。ドラムは僕が担当。もう一人ドラムスに単身赴任のH氏も参加。最後にもう一人ギター参加のTF氏。
楽しく盛り上がりました。

ステージの内容はここで逐一レポートはできませんので、悪しからず。ですが、今回も女性ヴォーカルが多数参加してくれて、華やかなステージでした。特に、仙台からわざわざ来てくれた「菅田かおり」さん、雰囲気のあるルックスと魅惑的な歌声と歌唱力で、ひと際輝いていたように見えました。今後の活躍が大いに期待されます。素敵な歌を聴かせて頂きました。ありがとうございました。

昨夜、ご来店の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
来月の北田了一セッションは６／２７（金）です。

北田了一セッション

毎月恒例で行なわれてます「北田了一セッション」。
今夜はサプライズゲストが登場するらしいという情報が入りました。
仙台市出身の女性ジャズシンガー菅田かおりさんです。
今夜のセッション、盛り上がりそうです。楽しみです。

僕も尊敬するピアニスト北田さんは盛岡市出身。東北はもとより今や全国的に活躍する素晴らしいジャズピアニストです。当店にはかれこれ十数年前から、毎月欠かさずいらしてくれて地元ジャズメンとセッションし、インスパイアーを与えてくれます。彼を師と仰ぐミュージシャン達が多数集まります。ありがたい事です。

今夜もクールに燃えますよ。スタート8：30pmより。乞うご期待！！

神保 彰 LIVE in 秋田

昨夜は、大町のライブハウス「クラブ・スウィンドル」で、ドラマーの神保　彰さんのライブ＜ワンマン・オーケストラ、ドラムからくり全国行脚2008＞を聴いて（見て）来ました。

ニューアルバム＜get up＞を発表したばかりの神保さんのソロライブでしたが、相変わらずの驚愕のドラミングでした。YAMAHAのシンセドラム「DTXTREMEⅢ」と、従来からのアコースティックドラムとのコンビネーションセットで、本人曰くハイブリッドドラムセットだと言ってました。
ギターソロからヘビメタまで何でも来いというスウィンドルの音響はさすが！
タイトな神保彰のワンマン・オーケストラを存分に、いい音、最高のサウンドで鳴らしてました。

ドラムからくりというだけあって、このステージには実にからくりがありまして、シンセドラムには予め音源をプログラミングした上で、それに合わせるドラミング、かといって、全くカラオケとは次元の違うもので、あくまでもパッドを叩かなければメロディーは出ないんです。メロを弾きながらというよりは、叩きながらリズムを刻み得意のフィルインをかます。両手両足を駆使しての、ある意味曲芸の域というか、マジックというか、なんて表現していいものか、並のドラマーには出来っこない、前代未聞とも言えるドラム世界が繰り広げられました。

昨年、当店キャットウォークで初めてこの＜ワンマン・オーケストラ＞を聴き、大きな衝撃を受けましたが、２度目の今回もさらに磨かれたプレイと正確無比なリズムで、僕としては本当に脱毛！いや、脱帽でした。（笑）
デビューして今年２８年になるそうですが、いつも変わらず若々しく颯爽とした万年青年（少年？）の神保さん。再来年は30周年を迎えるという、日本が世界に誇る「お宝ドラマー」の、ますますのご活躍とご健康を祈るばかりです。

シンカン・コンパ

昨夜は当店でシンカンコンパ（新入生歓迎コンパ）が行なわれました。
２６年前にお店を開いてからの、長いおつき合いをさせて頂いております＜秋田大学Jazz研究会＞の、毎年度はじめに行なわれる恒例の行事です。

隠れたジャズブームといわれる昨今ですが、やはりそのせいか今年は新入生が９名も入ったそうです。
さらに、入学して間もない期間内に課題曲の＜Now's the Time＞と＜枯葉＞をしっかり練習して来てました。（驚）
皆さん、本当に最近始めたばかりとは思えない程の熱演で、すっかり聞き入ってしまいました。
これからの彼ら、彼女らの進歩が非常に楽しみです。

続くステージは、２年生、３年生達の演奏でしたが、日頃の練習成果を思いっきり披露してました。
『一年生達の予想以上の演奏に、先輩としての面目を保つ為にいつもより緊張してます。』と、MCで語りながら、まだたどたどしさは残るものの溌溂としたトランペットの音色で、しっかりインプロビゼーションを繰り広げたSさん、ホットなプレイが印象的でした。

３部では、上級生、OB、入り乱れてのジャムセッション大会になりまして、やはりこのクラスになるとスウィングしたうまい演奏を聴かせてくれます。思わず「イエ〜ッ！！！」と声を張り上げてしまったり、手拍手をしてました。
圧巻は最後のブルース大会。
出演者総出で、フロント陣は順繰りにアドリブを続け、ピアニストもベースマンもドラマーも適当に交代しながらの延々と続くブルース。クライマックスは二人の女性トランペッターの熱いバトル。
これはスゴかった！
美しく華やかなトランペットの響きが、この日のセッションの最後を見事に飾ってくれました。

Jazz研の皆さん、大変お疲れさまでした。ありがとうございました。
差し入れをしてくれたOBの方々、ありがとうございました。
顧問の先生、いつもありがとうございます。

最後に、僕の挨拶で締めくくらせて頂いた訳ですが、若い学生さんを前にしての挨拶は特に緊張するんです。そこでは言えなかったこと『ようこそ！ジャズ中毒患者のみなさん！（笑）お互いにジャズを楽しんでいきましょう。。。』
誤解しないでくださいね。アルコールやニコチンの中毒とは違って、身体には決して悪くありませんから。

ジャズと共に、充実した学生生活をエンジョイしてください。Keep the Swing！！